DCソレノイドの寿命


●DCソレノイドの寿命について:

 ソレノイドの寿命を決定するのは、可動鉄芯とパイプの摺動面の摩擦による動作障害です。可動鉄芯が動作することにより、それぞれの摺動面が荒れ、摩擦抵抗が大きくなるため、吸引力が低下します。

 この摩擦抵抗を初期のままより長く持続させるため、可動鉄芯及びガイドパイプに特殊処理を施すことにより、寿命をより長く延ばすことが出来ます。

 下表は、各特殊処理による大体の寿命を記載したものです。負荷・ストローク・断続時間・動作姿勢等により異なりますので、詳細についてはお問い合わせ下さい。

可動鉄芯の表面処理
ガイドパイプの表面処理
 寿命
(一般な使用状態における概算値)
ニッケルメッキ
なし
3万〜5万回
二硫化モリブデン処理
なし
30万〜50万回
二硫化モリブデン処理
二硫化モリブデン処理
200万〜300万回
フッ素処理
二硫化モリブデン処理
500万回


 また、近年ではガイドパイプを使用しないソレノイド(樹脂ボビンにガイドパイプの機能を持たせた物…パイプレスボビンと呼称)が多くございます。こちらの寿命についてはお問い合わせ下さい。