絶縁階級・周囲温度


●絶縁階級について:

 ソレノイドの絶縁階級は、コイルに使用されている線材・絶縁物等の耐熱許容温度から決定されます。

 一般にDCソレノイドに使用されているのは、A種・E種・B種の3種類です。ちなみに当社のソレノイドは「E種」が標準です。

 ※各製品ごとのカタログで記載の連続定格はA種対応となっております。

 下表に各絶縁階級の許容温度を記します。

絶縁階級
最大許容温度
適用コイル線材
A種
105℃
エナメル線
E種
120℃
ポリウレタン線
B種
130℃
ポリエステル線
F種
155℃
シリコーン線
H種
180℃
テフロン線

ポリアミド・イミド線


 ●周囲温度について:

 DCソレノイドは、通常20〜40℃の周囲温度にて設計製造されています。コイル絶縁階級がA種の場合、最大許容温度が105℃ですので周囲温度40℃にてご使用になるときは定格通電時に温度上昇値が65K(deg)になる仕様のソレノイドを選択する必要があります。

 コイル温度は、周囲温度と温度上昇値を和した値になりますので、標準温度外にてご使用の場合は、許容温度上昇値が変わりますので、充分ご注意下さい。

 万が一、この許容温度をオーバーした場合、抵抗の増加による吸引力の低下や絶縁材料の破損等による事故に結びつく事がございますので、適切な温度設定が必要です。詳細につきましては、お問い合わせ下さい。